夢を追いかけるストーリー

衝撃の再会。

2014/08/21

みなさんこんばんは。

今日は私がおそらく人生の中で最も驚いた「再会」の話を書きます。

彼と出会ったのはチョーチ・チョーチ発売前。
ウェブサイトやリーフレットに使用する商品写真を撮ってもらうために、スタジオを訪問したときでした。

私よりひとまわり以上若い彼は、カメラマンさんのアシスタント。
穏やかで優しい笑顔がとても素敵な好青年です。

スタジオに行くといつも、絶妙なタイミングでさりげなく温かいコーヒーを出してくれるし、写真の加工も素早くて綺麗。

この道何十年の職人気質なカメラマンさんの、「Sくんよ~、あれ取って~!」とか「これをあれしちょいてや~。」といった、凡人にはなかなか理解しがたい抽象的な指示にも、信じられない的確さで応えます。

かといって、せかせかした慌しい雰囲気は出しません。
無駄がないので、ゆったりとした動きで効率的に仕事ができちゃうんですね~。

そんな彼は私の目に 控えめながらすごく頭の回転が速い、超気の利く奥さんタイプにうつり、「若いのにすごいな~。素晴らしいなぁ。」と尊敬していました。

彼とカメラマンさんには みっちりとベビーシューズの写真撮影や加工をしていただいたので、2人ともかなりチョーチ・チョーチのコンセプトや商品そのものについても詳しくなったと思いますし、カメラマンさんにもかなり絶賛していただきました。

そうしてウェブサイトやリーフレットも完成し、少しの間スタジオに行く機会がなくて、しばらくたって久しぶりに行くと、何とアシスタントの彼が退職していたのです!

立ち入ったことなので事情を根掘り葉掘り聞くことはしませんでしたが、とにかく素晴らしい青年だったのでとても残念に思いましたし、もう会う機会がなくなるなら、最後にあらためてお礼と挨拶をしたかったなぁ…と寂しく思いました。

そんなことがあってから数ヶ月経ったある日。
いつものようにデザインや製作の打ち合わせでバイタルフス高知さんを訪れたときのことです。

打ち合わせはいつも決まった場所で行うのですが、その日は必要があって、たくさんの技術者さんたちが仕事をしている製作現場の工房の奥に入って行きました。

その中でS社長との打ち合わせが終わったとき、一人の男性が目にとまりました。
マスクをしているので顔全体はわからないし、目が合った瞬間は「なんか見たことあるな~。」くらいで通り過ぎようとしたのですが、「?」が「!!!」に変わり、まさに二度見!!

そう、その男性こそがアシスタントだった彼なのです!

私の目は普段の倍くらいに開き、マンガに描いたようなビックリ顔だったと思います。

「えーっ!どういうことですか!?」と少しパニックになっていると、「片岡さんの知り合いや言うき、雇わなしょうがないやろ~。」と冗談を言って笑うS社長。

動揺がおさまってから「いつからなんですか?」と聞いたり、「彼、すごい仕事できるでしょ。」と問いかけると「うん、(先輩技術者さんたちから)評判えいよ。」との答え。やっぱりね!

そんな事件?から早くも1年が近づきつつありますが、彼はチョーチ・チョーチのベビーシューズ製作にもかかわってくれるようになっています。

ベビーシューズ製作現場

どうしてそこへ転職することになったのか、彼の心や頭の中でどういうことが起こったのか、それを詳しく本人に聞いたことはありません。
でも、私の気持ちがハッピーになるので、実際に手に取って見たベビーシューズの製品の素晴らしさが、あるいはその機会を通じて知ったバイタルフス高知さんの企業姿勢が、若者の心を打ったのだと考えることにしています(^ ^)

とにかく、彼にお別れの挨拶ができなかったという後悔から解放され、これから別の形でのご縁がつながり、時々穏やかな優しい笑顔に会えることに幸せを感じています。

「チョーチ・チョーチにはそんな物語もあるのね~。」なんて思いながら、みなさんの手に取っていただけると嬉しいです♪

そんな記事をお読みくださったみなさんに心から感謝いたします。

これからもみなさんに、たくさんの幸せが訪れ続けますように!
祈りをこめて。chochi-chochi☆

ベビーシューズ商品一覧

※私と同じく、超未熟児ちゃんの育児経験から小さい赤ちゃん用の肌着・点滴用の肌着を製作・販売されているHappyFroggy.comさんはこちらです。≫

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